2017年1月3日火曜日

#004 BABYMETAL探しの旅 in 台北【後編】

前回に引き続き台北でBABYMETAL探しの旅レビューです。

前の記事をご覧になっていない方はこちらからご覧ください。

次はBABYMETALのメディア媒体を台湾で見つけることが出来るのか探ってみることにしました。ということで…

②BABYMETALのCデロは台湾で売っているのか


1軒目に訪れたのは、5大唱片(Five Music)。台湾では割と大きなCDショップであるという事前情報を得て行ってみることに。

忠孝復興駅から東に300m程進んだ場所に5大唱片、確かにありました。

5大唱片(右奥が入口)
右奥の狭い階段を上がり2階に行くと、


CDが並んでいました。大晦日19時ごろの訪問だったのですがお客さんも割といます。早速日本人アーティストのCDが並んでいる棚を探してみます。すると、


結構ずらりと並んでいます。これは全部日本のコーナー。これは期待大!
ジャケットで目立つのは人間開花ですかねw
あと浜崎あゆみと安室奈美恵がめちゃくちゃ多いです。嵐などのジャニーズ系も多いですね。
中央左にある可苦可樂っていうのはコブクロのことだそうです。


さらに右の方。PPAPが早速売られています。ぶれていて見づらいですが、KAT-TUNや倖田來未、三代目J Soul Brothersなどメディア露出が多いアーティストはやはり強い。ただ流行の時差はあるようで、全体的においてあるCDはやや古いラインナップだなと感じました。




DVDコーナーも充実。ラインナップはCDと似ていますね。
下にはゲーム音楽や久石譲、北島三郎なんてのもあってなかなか面白いです。

ここで残念なお知らせですが、自分が目を皿のようにして必死にBABYMETALの何かが無いかと探したのですが結論としては見つけることは出来ませんでした。



なんなら西洋音楽のコーナーに混じっているのではないかと探したのですが、そこにもあらず1軒目の探索終了。

このまま、2軒目、3軒目と行きたい所なのですが、肝心な問題が浮上。それは台北にCDショップ少ない説。

自分が事前に仕入れた情報が5大唱片だけだった事やガイドブックにCDショップが載っていないことなどもありますが、道を歩いていてもどうもCDショップらしき店の看板が見当たりません。あとはレンタルビデオ店が見つからない。帰国後検索したところTSUTAYA等があるらしいのですが、今回の旅行では見つかりませんでした。
 
そこで、日本のように本屋のそばにCDショップがあるのではないかと考えを巡らせ、ガイドブックに書いてあった大きな本屋「誠品書店 信義店」に行ってみることに。すると…


 ありました!誠品音楽!これは字面的に間違いなくCD売ってる!





中はこのような感じ。本屋のあるフロアの一角にCDショップという配置は日本にもよくある光景ですね。視聴機もあります。

日本アーティストの棚を探してみると…





 日韓流行 Japanese & Korea Popの棚が

 2国一緒くたにされてしまっている…これは少し難しいかもしれません。
 CDは2棚で日韓それぞれ1棚ずつ。




 DVDは1棚。ここに日韓半分ずつ置いてありました。
 結論から言うとここもBABYMETALは無し。ONE OK ROCKは置いてあったのですが…無念。





ちなみに誠品音楽は西洋音楽が充実していて重金属(メタル)の棚がありました。日本と同じで店によってラインナップにはその店の個性が出ますね。ここにも間違ってBABYMETALが置かれているということは無く…無念。


 CDショップをこれ以上見つけることが出来ず探索はこれにて終了。


 ②BABYMETALのCデロは台湾で売っているのか

ですが、残念ながら発見することが出来ませんでした。

今回訪れた2軒の店が台湾の首都台北の街中で比較的大きなCDショップだった事を考えると、BABYMETALのCデロを発見することは容易ではなく、またBABYMETALのCデロ欲しい!という強い欲求を持っている現地の人でなければ購入してもらえる可能性は低いと感じました。

台湾のCDショップに並んでいるのは日本のメディアの露出が多い(多かった)アーティストや実際台湾でライブを行なったことのあるアーティストのモノが多いように思われるので、メディア露出を自発的にせず、台湾でのライブを一回しか行なったことのないBABYMETALの認知度は低いというのが現状のようです。


ここまで、一向にBABYMETALを感じることが出来ずもどかしい状態。ではCデロが駄目なら、本はどうか。BABYMETALの記事が載った雑誌なら売っているのではないか。ということで


③BABYMETALの本は台湾で売っているのか

先ほど述べたように誠品音楽は誠品書店の一角にあるCDショップ。ということでまずは誠品書店を探ってみます。



誠品音楽があった3Fフロア。手前には拉麺とかいう日本を紹介する本がありますねw
写真には収めていないですが、多かったのが日本への旅行ガイドブック。中国語で書かれたるるぶなどのガイドブックはもちろん地球の歩き方まであって驚きました。


2Fに降りると奥の棚が一面雑誌コーナーとなっています。表側だけでも相当な数ですが実は裏側にも置いてあります。これだけあれば一つくらいはBABYMETALの記事が掲載された雑誌が存在するのではと思いますが果たして…?




















やったぜ。
METAL HUMMER 291号をゲット。
海外の音楽雑誌のコーナーに置いてありました。日本人が台湾でイギリスの雑誌を買うという奇天烈な行動ですが、Amazonでは現在売り切れているし、自分の地元の本屋ではまず買えないので思わず買いました。値段は450元(約1,700円)。UKの雑誌なのでこんなものでしょう。
ちなみにKerrang!も置いてありましたがBABYMETALの出ていない号だったので見送りました。


これでBABYMETAL探しの旅 in 台北にも意義を見出すことが出来ました。
 


だがしかし、まだあるのではないか。BABYMETALはそう自分にささやいてくるのです。



ということで元旦の夜、そう皆さんがWOWOWで放映されているBLACK NIGHTで盛り上がっているその頃に自分はもうワンチャンを求めて、台北の街へともう一度繰り出すことに。すると…

 
  
紀伊國屋キター!
 
微風廣場というショッピングモールの中で見つけました。
 
そもそもこの微風廣場ですがユニクロ、無印良品、東急ハンズなど日本企業が山ほど入っていて非常に便利です。



でこの紀伊国屋自体も流石紀伊国屋だけあって右側のスペースはほとんど日本語の本や雑誌のスペースなんです。
 


雑誌も充実していますし、漫画も盛りだくさん。例えば帰りの飛行機待ちの書籍を現地調達なんてことがここにこれば容易にできますね。

さあ果たしてここで戦果を得ることは出来るのか…?
























やったぜ。
Big One Girls No.026とNo.027をゲット。
さっきの写真の棚ではないのですが、アイドル雑誌が売られているコーナー、AKB系が棚を占める中ありました。

時期的にはYUIMETALとMOAMETALがさくら学院を卒業する2015年ごろ。
No.026はBABYMETAL(新春キツネ祭レポ)が4ページとさくら学院が9ページ
No.027はさくら学院が裏表紙+9ページ、武藤彩未が3ページ

新春キツネ祭はまさに3日深夜にAbemaTVでやるのである意味タイムリーですねw

値段は定価1400円+税に対して現地の値段で553元(約2100円)。

父兄さんにとってはなんでもない雑誌かとは思いますが、自分にとっては今から手に入れるにはなかなか敷居が高かったのでこれも縁かなと思い購入してみました。特に卒業間近のYUIMETALとMOAMETALの心境などのインタビューがあるので価値はありました。

ということで歩き通しで棒になった足を引きずりながら行った甲斐はありました。


③BABYMETALの本は台湾で売っているのか

ですが、2店で3冊発見!

②の考察ではBABYMETALは日本のメディアに露出しないので台湾に浸透するのが難しいとしましたが、METAL HAMMERなど西洋圏の雑誌から台湾のメタラーを中心に広がっていくという希望を感じました。またもはや3人は卒業してしまったので難しいですがアイドル雑誌は割と置いてあるのでそういうルートもあるのかもしれません。むしろさくら学院の方が認知度が高まるチャンスがあるのではないでしょうかw


正直なところ、台北にBABYMETALは微々たる成分しかなかったのですが、0ではないということが今回の旅行で分かりました。その微々たる成分の雑誌を日本人たる自分が買ってしまったのはやや本末転倒気味ですが、見つけてしまった以上こればっかりは仕方がないw むしろ日本の雑誌やメタル雑誌が売れることで更に仕入れる量が増えることを期待します。



最後に自分が今回寄った主な場所のリンクをこちらに乗せておきます。

自分はBABYMETAL探しと言う少し変則的な要素を取り入れましたが、台北は旅行の難易度が低く、楽しいのでオススメです。3泊4日程度であれば他の観光地に行かずとも十分満喫できるので是非どうぞ!











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